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大晦日の夜の行事

「年越し」は、大年・除夜・年夜・年取りともいい、年の変わり目になるのが大晦日の夜です。今の感覚では午前零時を期して正月といいますが、江戸時代までは日没が1日の始まりとされ、今でも古くからの名残りを引き継いでいる地方では、大晦日の日が暮れると、ご馳走を用意して正月を祝います。この祝い膳の呼び方は、東北地方では「年越し膳」、長野県伊那では「年取り膳」と地方によって様々ですが、尾頭付きの魚が必ず添えられ、食べきれないほどのご馳走が並びます。正月用の屏風や屠蘇(とそ)器を出して飾り、家族揃って新年を祝うところもあります。この年越しの祝い肴が「お節」で、重詰めの始まりといわれています。秋田県の男鹿地方では大晦日の夜、、異形の仮装神人「なまはげ」が「泣く子はいねがぁ」と探し回って家々を訪れ、家の者が謝ってから酒と肴でもてなすという行事が行われ、家々の安全と豊穣を約束していきます。小正月(1月15日)に、木の枝に小さな餅切れを付けて家の中に飾る「餅花」の習俗が全国的に見られますが、これは正月様を迎えるための年木(神木)が変化した形のようです。栗・しだれ柳・えのきなどの木を使い、「稲の花」「米の花」とも呼ばれ、五穀豊穣を願ったものです。餅花は、小正月の前の晩や節分に飾るところもありますが、これは、小正月や立春を正月として祝う地方があるためです。人間が持つ百八つの煩悩を取り払うため、旧年と新年の境目に百八の鐘をつきますが、最近では12時と同時に打ち始めるところもあります。

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