2014年度のおせちの受注は終了いたしました。ありがとうございます。
もともとは元旦と五節句に神様に供えた「節句料理」を「おせち料理」としていましたが、現在では、それが特に重要な節句である正月の年神様に供える料理だけを「おせち料理」と呼ぶようになりました。
めでたさを重ねるという意味で重箱に詰め、中のおせち料理は子孫繁栄などを願った縁起のよいものを取りそろえて詰めます。
おせちには、正月を祝う祝い肴(屠蘇肴)の組み入れ、日持ちの工夫、お重の組み合わせ方など、特別な工夫がなされています。
おせち料理は、「壱の重」から「控えの重」までバランスよく組み合わされていて、私たちの祖先が何代もかけてつくり上げた生活の知恵が満ちています。正月の三が日に、主婦が水仕事を控えたという、晴れの日の儀礼があるだけに、おせちには特に日持ちの工夫が凝らされていて、それだけ手間のかかる料理が多いのです。
昔からおせちは家で作るものとされてきましたが、最近では多くのお店でおせちを提案しているので、いつもとは違った、お店のおせちもおすすめです。 料亭や京料理屋から出している和のおせちや、ホテルやレストランからフレンチ、イタリアン、中華のおせちなども提案しているので、一緒に正月を迎える家族や親戚などの好みを考えて選ぶのもよいでしょう。
重ねた時に一番上になる壱の重には、正月にふさわしい祝い肴を詰めます。 数の子・田作り・黒豆を「三つ肴」といい、正月には欠かせないものとされています。関西では黒豆ではなく、たたきごぼうを加えた、数の子・田作り・たたきごぼうが三つ肴です。
出世魚のぶり、祝膳には欠かせないめでたい魚の鯛、海老など、縁起のいい海の幸が中心です。
将来の見通しがきくようにと願ってれんこん、子孫繁栄を願って長芋、八つ頭、くわい、ごぼうなど、山の幸を中心に、家族が仲良く結ばれるようにと煮しめにします。
忌み数字の「四」は使わず、「与の重」とします。紅白なます、菊花かぶ、小肌粟漬けなど、日持ちのする酢の物などを詰めます。 三段重の場合は、酢の物も焼き物などと一緒に、彩りよく詰めるとよいでしょう。
年神様から授かった福を詰める場所として空っぽにしておくか、家族の好物や予備の料理などを入れます。 現代のおせちでは、家族の好みのものを中心に、洋風や中華風の料理が入ったり、サラダのような生野菜が加わったりと、とても多彩になっています。
正月の年神様に供え、子孫繁栄などを願った縁起のよい料理を取りそろえて重箱に詰める料理「おせち」。
もともとは元旦と五節句に神様に供えた「節供料理」が「おせち料理」の由来といわれています。
1673年に三井高利が創業した越後屋。
屋号は高利の祖父の時代まで「越後守」を名乗る武士であったことから「越後屋」とし、その後三井家の姓を取った「三井呉服店」となりました。
1904年、「三」と「越」を取って「三越呉服店」となり、現在の「三越」に至ります。
1886年11月5日、伊勢又から分家した初代小菅丹治は、呉服太物商「伊勢屋丹治呉服店」を開業しました。
「伊勢屋」という屋号については、初代丹治の養家「伊勢又」から受け継いだという分家説をその由来としています。
お年賀は、年始に簡単な手土産を持参して、日頃お世話になっている上司や恩師、夫婦の実家なども訪ね、旧年中のお礼とその年のおつき合いをお願いするご挨拶回りのことです。
伺いたい相手には、暮のうちに連絡を入れ、元旦を避けた正月三が日か松の内に訪問する約束をしておきましょう。