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出産内祝い

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出産内祝い

出産内祝いの知識・マナー

贈る時期・金額

「出産内祝い」を贈る時期は、お七夜、命名が済んで、お宮参りの前後、つまり生後30日から40日ぐらいが適当です。生後1か月以降に遅れて「出産祝い」をいただいた場合は、その都度、できるだけ早く「出産内祝い」を贈るようにしましょう。
出産内祝いの金額の目安は、一般的にいただいた出産祝いの半額程度(半返し)です。高額なお祝いのお返しは無理をせず、3分の1程度の予算でもよいので、感謝の気持ちが伝わるものを選びましょう。 「出産祝い」が5,000円相当の場合、「出産内祝い」は2,000円から2,500円程度、「出産祝い」が10,000円相当の場合、「出産内祝い」は3,000円から5,000円程度が目安となります。
「出産内祝い」は、お菓子、コーヒー、紅茶などの嗜好品、タオルなどの生活用品が好まれるようです。賞味期間が長い食品、シンプルで実用的でありながらセンスが感じられる生活用品は、どんな方にも喜ばれるでしょう。また、いくつあっても困らないタオル類や、石けん、洗剤などの消耗品も、相手の気持ちに負担をかけないでしょう。最近は、赤ちゃんの名前や生年月日が入ったお菓子なども人気です。赤ちゃんの名前を知っていただくため、命名カードを添えるのもよいでしょう。
グループで「出産祝い」をいただいた場合は、みんなで分けられる個包装のスイーツや、一人ひとりにお返しできるお手頃価格の雑貨などが喜ばれるでしょう。
相手のライフスタイルをイメージしながら、喜んでいただけそうなものを選ぶのはギフトを贈る楽しみのひとつ。でも、出産前後は予想外に忙しいもので、あまり多くの時間をかけられないのも現実です。そんななかで喜んでいただけるものを贈るには、先方が好きな商品を選べるカタログギフトがおすすめです。
たくさんの方からお祝いをいただいたら、内祝いを贈る先も増え、どうしても費用がかさみます。相場にこだわる必要はありませんが、その前に注目してみたいのが送料です。多くの方に贈るとなると送料だけでも結構な予算が必要となるでしょう。送料のかからない品をセレクトすれば、贈り物の予算はそのまま、上手に節約できるのでおすすめです。「出産内祝い」の購入先で送付サービスを利用するのが一般的ですが、直接手渡しするのもひとつの方法です。できれば赤ちゃんを連れて行って、実際に顔を見てもらって「ありがとう」を伝えることで、贈り先との関係が深まりそうです。