日に干し、風を通す | 三越伊勢丹法人オンラインギフト

日に干し、風を通す

「夏の土用」は7 月下旬〜8月上旬で、虫の害や黴を防ぐため、着物や本などを日に干したり風にあてたりするのが「「虫干し」です。「土用干し」や「虫払い」(夏の季語)ともいったのは、湿気が多い季節なので箪笥から出すのが目的なのです。東大寺の正倉院は校倉《あぜくら》造りで、三角材でできていて、湿気の少ない時期には乾燥するので木が縮み、倉の中に乾いた空気が入ります。虫の害や黴を防ぐために、宮大工が計算して倉を設計しましたが、それでも年に1回、夏から秋にかけて宝物を表に出して風を通します。これを「正倉院の曝涼《ばくりょう》」といいます。寺院によっては年に1回、虫干しを兼ねてご本尊や秘伝の宝物を一般の人に公開しているところもあります。虫干しするのは、快晴が続いたあとの乾燥した日が最適です。午前9時〜午後3時頃、風通しのよい場所に、時々向きを変えて全体に風が通るようにすれば、より安心です。汗をかいた着物は風通しのよい場所で、ハンガーにかけて2〜3日風にあて、シーズンが終わったら専門家の手入れに出すのが最適です。

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