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引出物・引き菓子

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結婚行事のお祝い

引き出物・引き菓子の知識とマナー

引き出物・引き菓子とは

その昔、お客さまがみえたときに、馬を庭先に引き出して見せ、その馬を土産として贈ったことから、「客をもてなしたときに贈る物」を「引出物」というようになったようです。引出物はあくまでも祝宴の主催者側が招待者に贈る「みやげ」であり、お祝いを受けた「お返し」ではありません。招待客全員に同じ引出物を出すという考え方は、こうしたところからきているようです。

知識&マナー

現代では物も価値観も多様化したため、全員に同じ引出物を贈って、招待客一人ひとりに満足してもらうのは難しくなっています。そこで、引出物をもらうほうが、好きな品物を選べる「カタログ式ギフト」などに人気が集まるようになっています。また、引出物ののし紙には、1品の場合には「両家の姓」を書くのが一般的です。なぜなら、引出物は両家から贈るものだからです。さらに、地方によっては「松の葉」と表書きして、名前の披露とともに「いつまでも変わらず、よろしくご指導ください」という意味を込めて「ふたりの名前」を書いて贈ります。なお、引出物の品数は、時代によっても変化しますが、現在は2品か3品が多いようです。

金額

引出物の金額は、披露宴の料理の3分の1から半分ほどを目安にしましょう。

適した贈り物

グラスセット、食器、キッチン用品、カタログ式ギフト、お酒、お菓子など。

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