〜「出産内祝い」の素朴な疑問 Q&A〜
【Question1】高額な品をいただいた時は?
両親やご年配の方は、高額なお祝いをくださることも。その場合、無理に相場にこだわるよりは、いただいたものを大切に使い、自分たちにできる予算の範囲で感謝の気持ちを表現しましょう。そのことが将来的にも、身の丈にあった無理のないお付き合いにつながるでしょう。
【Question2】いただいた品の金額がわからない時は?
いただいた品物の金額がわからない場合や、比較的安価なものをいただいた場合は、お菓子やタオルなどの気軽な品がおすすめです。相手もお返しを期待してお祝いをくださったわけではないはずなので、あくまでも感謝の気持ちを伝えることを第一と考えましょう。
【Question3】出産祝いをいただいていない相手に「出産内祝い」を贈りたい場合の相場は?
お祝いをいただいた方にお返しを贈るほか、いただいていない相手に日頃の感謝の気持ちを込めて内祝いを贈ってもかまいません。ただし、あまり豪華なものを贈ってはかえって気を遣わせてしまうこともあるので、お菓子や日用品がよいでしょう。
【Question4】大人数からいただいた品のお返しの、金額の目安は?
「いただいた品の金額÷2(半返し)÷人数」が一人あたりのお返しの目安です。個包装のお菓子やタオルなどがベター。みんなで切り分ける必要のあるお菓子などは、先様を困らせることもあるので、避けましょう。
【Question5】親族が「お返しはいらない」と言うけれど、どうすればいい?
夫婦でよく話し合いましょう。基本的にはお返しをするほうがベター。金額にこだわらず、相手に感謝の気持ちを込めたものを贈りましょう。
【Question6】贈ってはいけない品物やタブーってあるの?
普通の贈り物とルールは同じですが、かつてはタブーとされていたお茶や刃物、肌着などについてのイメージも変わりました。「5月生まれの子なので、フレッシュな初摘みのお茶を贈ります」など、一言添えると安心です。ただし、年配の方には、冒険的な品選びは避けましょう。また、目上の方への現金や金券は失礼にあたります。
【Question7】喪中の先様に「出産内祝い」を贈ってもいいの?
喪中の方へは、四十九日などの忌明け(地域によって若干異なります)が過ぎてから、お返しを発送します。大変な悲しみに包まれているなかでお祝いをくださったのですから、お礼状やお電話で先に一言お伝えするのがよいでしょう。