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お正月の風物詩

その昔は正月に餅を引き合ってその年の吉凶を占ったり、短冊に文を書いて引き当てる遊びなどでした。江戸時代になると糸の束の先に品物を結び、糸をひいて当たりはずれを決める「宝引」や、路上で子供相手に「さこざい」という福引が流行りました。金銭を当てる「富籤」は現在の宝くじと同様、幕府が許可したものです。これは神社仏閣の修理資金調達のためで、江戸では谷中の感応寺・湯島天神・目黒不動が「三高」と称され、有名でしたが、天保の改革で禁止されてしまいました。現在の「阿弥陀籤」は「宝引」の流れであり、正月の風物詩になった「福袋」もこれらの名残でしょう。

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